なしに決まっている
最近、「欺瞞の快楽」についてよく考えている。
これは機械人形をはじめとするオートマタや、
芸術家の作製する全く実用性の無い作品が主だ。
私はこの手の「何も無い荒野」を目の当たりにすると、快楽を得られるのです。
それは少しく後ろめたい気もしないでもないが、
そこにかなりの重要性があるのだと思う。
漫画や小説、音楽なんかでも私の領域で「良い」と思うものも、
至ってこの「欺瞞の快楽」がこぞって、見え隠れする。
昔は好きだった「秘宝館」なんかもそれに値していたのだが、
「欺瞞の快楽」と言う点では、違っているように思えた。
なぜならば、それが「如何にも」な感じがしてしまうからであろう。
では、なにが私の現在進行形の「欺瞞の快楽」なのか、
今はそれについての答えを探しています。
ではまた。