あなた自身のゾンビ像
朝起きて寝間着のまま、活字を読んでいると。
外から子供の声が聞こえる。「ここひろーい」などと。
よそ行きに着替えて玄関に行くと、近所に住んでる子がクッキーをもって立っていた。
この子はいつも店に来てくれる女の子。
それでこれあげる。バレンタインデーに渡せなかったから。と言われて持って来てくれたのだ。
私は「あぁどうも」と言って、感受性の強い子供の厚意を傷つけてはいけないと考え、
少し大げさに喜んだフリをした。
それから、ジムに行って体を鍛えて靴屋へ行き、靴屋で靴をみてラーメン屋へ行ってねて起きました。なんとも無感情が甚だしい感じですが、どうもお疲れさん。自分。