乗んない人間の話
もしあなたが、誰かを救えるのなら無理をしてでも救いたいと思いますか?
自分のことは自分でやっていかない年齢なんだけど、
どうもできない。
死んだ人のことや世間が目もくれないような作品にばかりが
気になってしまい、どうしようもない。
人を見た目で判断するって言うのがあるけど、私の場合はその人の本棚で判断するタイプの人間だと思う。
そういうのってすごく性格悪い自分ルールな気がする。
けど、それを押し付けるのは悪いことだから、しないようにしている。
しまいには文化が!ぶんかが!などと言って自分の寝言で起きる始末。
そんな人間はいつだって死をポケットにいれているし、信用しちゃいけないんだ。
人間をやめた人間が廃人と呼ばれていますが、廃人は親切に鈍感なのです。
鈍感でも鈍感なりに親切を感じ取ってしまい、苦しんでしまうという負の連鎖。
誰かを救うことができますか?できるなら説明書をください。