テルミーモア
年末の暮れに旧友に会う。熱海で。
一方的に話して一方的に疲れて候。
筋をまとめてその通りに話して組み立てていく力がない。
なぜならぼくは談志のような芸人ではないからね。
最近よくテレビをみる。なんだか、とりつかれたように。
物事の本質がもしかしたらここにあるんじゃないか?
なんて、半分迷走している気がするけど。
それでも飲み続ける人々は。
魚が何万年も釣竿と針にやられているように、酒を飲み続ける。そして繰り返す。
労働、仕事の価値は?また二人でお酒を飲んであれをする。
その場限りの贅沢や、ひとしずくのインク。あるいはそのにじんだ半紙。
それはこの世の縮図。いいかげんな終末論。まだまだ繰り返す。
瞬発力で生きるカメラマン、持続力で生きるななしのごんべえ。
吹き続ける北風に立ち向かっていく。炊き出しに浮かぶほこり。
コントラストがどうも愚鈍。シャケのジャンプを。
これからも言葉に救われ続けるのでしょう。
というダダイズム。
またかよ!